人生最大のクレーム処理です 相続問題

相続に絡む人間関係・感情と法律・人の心のあり方・経験を通して感じたこと

王様の耳はロバの耳

    合意書
      issi(私)
      母の香典を父の目の前でパチった★子


  issiと★子とは 本日、以下の通り合意する
1 issiは ★子に対しこの被相続人(父)の遺産に対する遺留分の価額弁償として
  金3000万の支払い義務があることを認める
2 issiは ★子に対し前項の金額を平成31年2月28日限り
  銀玉✖✖銀行✖✖支店別口弁護士糞糞(べつくちべんごしクソクソ)名義の
  普通預金講座(42731・14)に振り込む方法により支払う
  ただし振込手数料はissiの負担とする
3 当事者双方は 被相続人(父)の遺産に対する★子の遺留分の減殺に関し
  本同意書に定める他 何ら債権債務がないことを相互に確認する


  中略
  1月25日(金)までにご回答ください
  ご回答がない場合 ★子が納得できない場合には 速やかに調停
  申し立てを行います





1月16日(水)に 脅迫文が届きました


築48年借地のマンション2部屋の価格を べらぼにに高くしています
(単位を一桁多くして数千万にています)
しかもその価格は平成4年のリフォーム済の広告から引っ張ってきたものです
成約価格が記載されているわけではありません
こちらから提出しましたのは都税事務所から出される
「固定資産(土地・家屋)評価証明書」です



父の入院費・税金・管理費・光熱費など一切支払わない
(火葬・散骨代も私が出しています)



この返事をするのに私が依頼した弁護士が焦ってます
25日までに返事を出さないといけないというのです
相手が勝手に決めたデットラインです
相手は上から目線で仕切っています
妹の弁護士は自称可哀想な妹に同調しています
その分強いです


私が依頼した弁護士は 壮年女性です
この方は多忙です
若い男性弁護士が一緒にしますとのことですが もっぱら彼が担当してます
その若い弁護士はこちらの気持ちを汲むことが下手です
いい大学をでられた言葉遣いが丁寧で極めて真面目な方です
遺産分割は法律に従い事務的にこなすそうです


根拠のない金額を支払うつもりはない
調停申し立ては受ける
です



言いたくても言えなかった父の無念 
     「俺の金を何度も盗む奴に財産は一切やらねぇ!」
警察官の父に育てられた私の正義感 
     「親子関係だから盗んでも誰からも咎めを受けず 遺産も貰える 
      世の中ってそんなに甘いのかな?」


白日のもとに晒す いいチャンスじゃないですか? 


調停は 父と私の味方はしない
それがこの国の法律らしいです

死人に口なし

今からですと丁度4年前
母の葬式の後 自宅で身内と酒を飲んでいる時に
父の横に置いてあった香典を妹が躊躇なく持っていったそうです


その時から父は一言も人にこの話をしませんでした
病院で自分の死を目前にして初めて私に話したのです


なぜ 妹を諌めねかったのでしょう?


「言えなかった」というよりは
「言っても仕方ない」だったのではないか思います


いつの世にもどんな環境にでも人が集まればイジメがおきます
人とはそういう生き物だと思います
例外もあるとは思いますが大概
イジメをする人は複数です
イジメられる側はひとりです
そしてイジメをする側は あまり罪の意識を感じていません
悪いことをしているという実感が欠けています


今回の場合 妹夫婦と父です
妹の母の香典パチリで父は納得したのだと思います
「親のものを平気でパチれる つまり父を見下している」
「罪の意識がない」


実際 妹夫婦は口を揃えって自分たちを正当化します
「父に悪いことをしたのでしょう?」の問いに対し
妹は
「長い付き合いだからいろいろあったけど そこは大人同士の付き合いだから
何もしなかったあんたが言うことじゃない」
妹の夫は
「悪いことをしたかもしれないけど それは悪気がなかったのだから
謝ればすむことですよね」


父はとても妹を嫌っていましたがおくびにも出しませんでした
心の内に秘め憎悪は歳月とともに増幅していったでしょう
誰にも話せなかったのですから


遺言状に妹の名前がなかったのは 因果応報です
自分の行いが作り出した結果です
罪の意識がなければ 悔い改めることはありません
妹は法外な遺留分を請求してきました

人生最大のクレーム(claim)処理


なぜかクレームを言わなければならないことが多いです
こちらの責任ではない 一方的な不具合に対して
こちらの要求道理にしてもらっています
ネットで買い物をしたら 
・全く違う商品が届く
・数・部品が不足している
・壊れている
・配達日を大幅に遅れいる
などというようなことです
浪費癖にも一因があります
つい買ってしまいます



ところが クレームを言われる側になりました
それも人生最大のクレーム処理です
クレームを言ってきたのは妹です
父の遺産です
父の初七日前 
火葬が終わって2日目には
弁護士を雇ってクレームを突きつけてきたんです


クレームは 「怒り」の感情です


妹の「怒り」は 「私に財産を横取りされた憎しみと恨み」
父の「怒り」は 「育ててきた娘(妹)に(母の)香典を目の前で盗まれた悔しさ・猜疑心・不安・恨み」
怒りに燃える2人の人間を間近でみています
父の怒りは 香典を盗まれた日から最期を迎える間際までです
本人ではないので怒りの深さを推し量ることはできないです


私自身も怒っています
私の「怒り」は 妹に対するものです
「人生の折り返しを過ぎて 人の金を盗んで何言ってんだ!」
ですね